早稲田大学ラグビー部はなぜずっと強いのか?「知的頭脳集団」「ラグビー偏差値」から秘密を探る!【大学ラグビー解説】

ラグビー!

優勝からは暫く遠ざかっているものの明らかな低迷期もなくいつも強い早稲田大学ラグビー部の秘密はどこにあるのか?「ラグビー偏差値」「知的頭脳」をキーワードに、慶應ラグビー部(慶應義塾大学体育会蹴球部)出身の三浦孝偉が、初心者からコアファンまでわかりやすく解説いたします。

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勉強だけじゃない!!
俺達は「ラグビー偏差値No1」
大学ラグビー屈指 知的頭脳集団
「早稲田ラグビー強さの秘密」

==目次==
0:00 早稲田についてお届けします!
・早稲田は弱かったことがない
・早稲田の強さの秘密
4:35 ①優秀な指導者達が築き上げた早稲田ラグビー文化
・大西鐵之祐
(1950年~1954年度、1962年~1964年度、1981年度)
・早稲田だけでなく日本ラグビーの原点・文化を作った
・木本建治
(1969年度、1986年~1987年度、1995年度)
・1987年度、日本選手権で優勝した最後の大学になった
・宿澤広朗(1994年度)
・早稲田ラグビーをメジャーにさせた
・清宮克幸(2001年~2006年度)
・ここ最近の全盛期を築いた
10:00 ②人材よりも戦略・戦術重視
・清宮克幸監督「身体で勝てないエリアを技術で勝とうとするその思考。その思考こそが早稲田のDNAでしょう。劣る者がどのようにして勝つか、そこを常に追い求めているんです。」
・宿澤広朗監督「コピーは本物にはなれない」
・木本建治監督「奇策は奇策とせず」
・ダイレクトフッキング、カンペイ、ショートラインアウト etc. 全て早稲田発
・戦略・戦術を大事にする文化こそが強さの秘密
16:27 ③ラガーマンの前に「人として」
・五郎丸歩「ラグビー選手である前に、ちゃんとした人間であれ、と。基礎的なことばかり叩き込まれてきた。」
・大西鐵之祐監督「目の前に5億円を積まれても、本能的に拒否できる人間になれ。その為にラグビーをやっとるんや」
18:51 ④「荒ぶる」という存在
・優勝した時にしか歌えない部歌が存在する。
・つまり、いつだって狙うは「優勝」のみ
・豊田組「荒ぶる」(2009年1月9日)
https://youtu.be/q1jZsCl_MMI

「荒ぶる」
荒ぶる吹雪の逆巻くなかに
球蹴る我等は銀塊くだく
早稲田のラグビーは斯界になびき
いざゆけ我等がラグビーワセダ
ラ ラ ワセダ ラ ラ ワセダ
ラ ラ ラ ラ ワセダ
https://www.wasedarugby.com/topics_detail/id=98
作詞 小野田康一氏(大正12年卒OB)
作曲 早稲田大学音楽部

2020年1月11日(土)、新国立競技場に「荒ぶる」が響きわたるのか、今年の早稲田の活躍を心待ちにしております!

早稲田ラグビー100年 ~早稲田大学ラグビー部100周年記念~(B.B.MOOK1425)
https://www.amazon.co.jp/dp/4583625650

【三浦孝偉ラグビープロフィール】
小学校5・6年:武蔵野ラグビースクール
中学校:慶應義塾中等部蹴球部
高校:慶應義塾高等学校 蹴球部
大学:慶應義塾大学 体育会蹴球部

大学時代のポジションはLO、たまに第3列も。根っからの慶應ラガーマン。今年のW杯を少しでも盛り上げたくラグビー解説動画を始めました。

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#早稲田ラグビー #大西鐵之祐 #荒ぶる #ラグビー解説 #三浦孝偉

28 COMMENTS

GARBAGE AERIAL

最近のネット民が盛んに「メディアの早稲田偏重主義が日本ラグビーを衰退させている」と叩いているのを散見しますがやはり早稲田ラグビーの貢献度は大きいと思います。
批判内容に帝京OBは代表に多いが、早慶明からの代表がほとんどいないと言われています。それでも大学ラグビーの基本は早稲田と慶應・明治ですよね。
別に代表選手を育成する為に大学ラグビー部があるわけではないし。それでも学生ラグビーが人間形成に大事だと唱えたのは北島監督じゃないでしょうか。
昔、「大学に負けるような社会人ラグビーでは未来はない」とも言っていました。現に北島監督が亡くなられてから明治の長い低迷期が始まりましたよね。

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kazuboome

藤島大さんの小説「北風 小説 早稲田大学ラグビー部 (集英社文庫)」
読んで損はないラグビー青春小説です。オススメ。

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ザンビ21

ラグビーに対する勤勉さ、クレバーさが必要とされてきている現代ラグビー。偏見ではないですが、工業高校のラグビーが衰退してきてる理由はそこにもあるのかと思います。

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greenmind00

あ!! ラグビー イズ マイライフの人だ!! 
ロゴにキレがりますね。サムネがイキイキしている。もう一人でも十分?!(笑)

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清水将利

今日もとても勉強になりました🏉
早稲田のラグビーで「戦術」に長けてるとのことですが、一つの要素でサインプレーが挙げられると思います。
ラグビーの試合中に、誰がどんなタイミングでどのようなサインを出しているのかとても興味があります。
大学選手権が落ち着いた頃で結構ですので、教えていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします😊

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あらみ和美

毎日動画アップありがとうございます。
日本一になった時だけ歌える荒ぶるの重さが凄い。
結婚式で荒ぶる歌えるのは日本一になった年の4年生だけが歌えると聞きました。

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android1899

やっぱりライバル校の慶大OBである三浦さんがわざわざ早稲田ラグビーのイヤーブックを購入してまで早稲田ラグビーの強さについて語るのは見ていてとても重みがあって感慨深い。

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church03 koganei

以前、早稲田はいかに勝つかを考え、明治はいかに明治のラグビーで勝つかを考えるという話を聞いたことがあります。以下に勝つことそれ自体がを命題となっている。まさに動画で言われているとおりですね。勝つことが命題である分、(明治のラグビー)という括弧がない分、勝利に対する制約がなくフレキシビリティがあって勝利に近いですよね。

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1970 Matta

いよいよ明日からシード校の初戦ですね。明治の低迷期、もし早稲田も低迷していたらと思うとゾッとします。パワフルになった日本代表ですが世界と戦うには早稲田のように戦術や強いマインドで戦わなければなりません。時代が変わっても早稲田には日本のラグビー界に多大な影響を及ぼして欲しいと思います。

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神戸健

書き込みたいことは山ほどあるので、日本選手権シバリにしてみました。早稲田は日本選手権最後の学生王者です。それと同時に日本選手権連覇を果たした唯一の大学です。確かその間は公式戦無敗だったはずです。ある年、日本選手権で負けた早稲田が去ったロッカールームのゴミ箱に、準優勝の賞状が捨ててあったというエピソードを聞いた時、早稲田の勝利への執念にぞっとしました。明治が一番最近の低迷期に入る前、大学選手権の優勝回数で短期間ではありましたが、早稲田を上回っていたことが誇らしいです。

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aki800621

元々は「たった5年で年商1億円セミナー」を主催されているビジネスマンによるビジネスマンの為のチャンネルだった様な気がしたんですが、遂にアカウントマークがラグビーボールに変わり、概要欄からは、ビジネスマンとしての経略が省かれてしまい、真のラグビーチャンネルに昇華しましたね!

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csny 0627

1980~1990年代の約20年間、対抗戦の明治戦は、早稲田の6勝13敗1分、選手権では、1勝もできず5戦全敗でしたよ。その後、清宮監督~中竹監督の約10年間に最後の黄金期を迎えましたが、ライバルは関東学院であり、明治ではなかった。今もたくさんいらっしゃるだろうワセダのコアファンは清宮氏の強化策に納得せず、静観し始めたのではないかと思うのです。何しろその強化策とは強いFWであり、明治FWを凌駕するほどの「タテのワセダ」的な強化策だったからです。ワセダから離れたコアファンは、横綱白鵬のカチアゲ、張り手に眉を顰める相撲ファンの様に、そこまでしなくてもいいのに、と思ったことでしょう。当時、ワセダが勝てば勝つ程、観客数もTV視聴率も落ちていったようですよ。ファン心理とは怖いものですね。

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To Fu

めちゃくちゃ余談ですが、東大ってリーグ戦の2部らしいっす(笑)
なんか夢があります…(笑)

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手作り酵素と断食会の藤五郎太

三浦さん
お忙しい中、動画を作ってくださり有難うこざいます。
僕のような、のほほんとしたラグビーファンでもわかる、

プレミアム付きの資料まで駆使してくださり有難うございます。

早稲田の強さというお話でしたが、
世の中に役立つお話ですね。

しっかりした哲学に裏打ちされたコンセプトは時代を越えて生き抜くということを、この動画から教わりました。
とくに興味深かったのは、
監督を選手自ら選ぶというところなんですが、
上記のしっかりしたコンセプトが監督を選ぶ側までに浸透しているからこそ、できることなんでしょう。

気付きをくださって有難うございます。

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鐘紡元年

早稲田1989年卒の一般OBです。
早明戦は4年間徹夜で並んでた人間ですが、早稲田を特集していただきありがとうございます。大西さんの言葉を紹介してもらったあたりで泣きそうになりました。スポーツ推薦で入ってくる人数も少ないなか、早稲田の赤黒のジャージを着たいと浪人して一般入試で入って来たメンバーと早大学院、早実から内部進学で入ってくるメンバーとの3者の組み合わせが上手くいった時が強くなるイメージがあります。

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yok yok

我々世代にとって「カンペイ」は憧れの戦略でした。
とはいえメディアもネットも発達していないので、ラグマガ見てとりあえずフルバック参加=カンペイと妄信し、試合ではひたすらカンペイ。
ボール取られた時点でアウトですが、それでもこれが早稲田の戦略とばかりやってましたね。
早稲田の戦術戦略は、世界に立ち向かうために試行錯誤してた時のジャパンにとって、本当に頼りになったと思います。

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sensyuhiroshi

確かに「荒ぶる」は
もう10年以上ないですねー。
一緒に歌ってましたー♪

早慶明帝が牽引して切磋琢磨すると
ますます「にわか」ではなく本当の意味でラグビーが根強くかなって🏉

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aki

明治が早明戦の対戦成績で早稲田を逆転することが死ぬまでに見たい、これが願いです。

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阿部啓

明治1990年卒です!
僕らの時代、明治に来る一般学生は付属上がりか、早稲田に落ちた奴らばかりなので、早い話し心のどこかに早稲田に対するリスペクトがあります!

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森森

いつも楽しく拝見しています。
次の花園で浦和高校が出場します。福岡高校、筑紫高校、修猷館高校など進学校が強いのも(慶応も)ラグビーの特徴だと思います。ぜひ今度進学校特集をしてほしいです。練習方法やチームカラーなど特集してほしいです。

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鈴木竜

明治の素材×慶應の練習×早稲田の戦術があれば鬼に金棒だといつも感じてたんですが、現実は難しいんでしょうね。
とはいえ、伝統校に新興勢力が加わり時代と共に大学ラグビー、そして日本ラグビーも進んでいくんだと思っています。
宿沢さんのコピーでは本物になれない、との文言が1番刺さりました。
良いものはどんどん取り入れていく一方で、オリジナル性を深化させていく事も大事なんではないかなと。
人の生き様と相通ずるとこがあるなと。
私は母校を応援します!

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五島正樹

私にラグビーに興味を持たせてくれたのが、伝説となった「雪の国立」早明戦でしたそれ以来の早稲田ファン、ラグビーと聞いたら早稲田、強いときは勿論、弱い時も一喜一憂、慶応出身の三浦さん早稲田をリスペクトしてくれて嬉しいです、ありがとうございます、慶応は今年は残念でしたが来年はまた大学選手権に出場される事を願ってます、やはり早慶戦はお互い強くないと面白くないし、大学選手権にタイガージャージが居ないと寂しい、慶応の栗原キャプテンが好きだったけど残念でした

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味スタライト

早稲田も最近だと辻監督や後藤監督時代は低迷してましたよ。選手権で2年連続東海に負けたり天理にも負けたり、2015年シーズンなんかは対抗戦で帝京に90点以上取られたり…
選手権に出てるだけマシかもしれませんが、それでも苦しい時期は結構ありました。山下監督になってから少しずつ強さ取り戻して今はまた強くなったのでとりあえず良かったです。

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進撃の喰種刃

まぁ数年前まで帝京に70点近く差つけられてボコされてた時をカウントしないなら ね

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