ラグビー!
4日、燕市で開かれたジュニアラグビー大会。
熱戦が展開される大会の会場で行われていたのは、東京オリンピックのラグビー女子日本代表に選ばれた、新潟市秋葉区出身・原わか花(わかば)選手への寄せ書きです。
【メッセージを書いた小学生】
「『メダルを取れるよう頑張ってください』と書いた」
原選手の指導にあたっていたコーチは、中学生のときに原選手が口にした言葉を覚えていました。
【かつて原選手を指導 山田友義コーチ】
「中学生のときには『オリンピック選手になりたい』と言ったのを聞いていた」
その目標に向かい、原選手が中学3年生のときにとった驚きの行動というのが…
【かつて原選手を指導 佐川光輝コーチ】
「(当時)北越高校のラグビー部で監督をやっていたところに来て『練習したい』と。おもしろそうだったので『やってみようか』と」
中学生ながら高校に出向き、男子高校生に混ざって練習や合宿に参加。練習試合にも出場し、そのスピードを発揮していたと言います。
【かつて原選手を指導 佐川光輝コーチ】
「スピードと意志の強さ。自分で無理矢理でも道を切り開く選手だったのですごいなと」
そんな原選手は、今や子どもたちの憧れの存在に。
【中学1年 井田美海(ちゅら)さん】
「わか花ちゃんのすごいプレーとか技術とかを見て、私もこんなふうになりたいなと思って始めた」
中学1年生の井田美海さんも原選手に憧れ、ラグビーを始めた1人です。
【中学1年 井田美海さん】
「ボールを持ったときに、ゴールに向かって走って行く姿がすごい」
少しでも原選手に近づこうと、井田さんも試合中ボールを持つとゴールに向い突破を図ります。
「いつか原選手と一緒にコートでプレーしたい」と話す井田さん。その憧れの原選手に贈ったメッセージは…
【中学1年 井田美海さん】
「わか花ちゃんらしく笑顔で、コートで思いっきりプレーをしてほしい」
多くの人の応援のメッセージが書かれたこの寄せ書きは、大会前に原選手に渡される予定です。