ラグビー!
◆全国高校ラグビー大会第3日 ▽2回戦 深谷14―10日川=30分ハーフ=(30日、花園ラグビー場) 2回戦16試合が行われ、今夏の日本代表候補合宿に招集されたSO山沢拓也(3年)を擁するBシードの深谷(埼玉)は、14―10で日川(山梨)との接戦を制した。石見智翠館(島根)は長崎南山(長崎)と26―26で引き分け、抽選の末に3回戦進出を決めた。史上3校目の4連覇を狙うAシードの東福岡(福岡)は102―0で遠軽(北北海道)に大勝。国学院久我山(東京第1)、桐蔭学園(神奈川)などシード13校は全て初戦を突破した。来年1月1日に3回戦8試合が行われる。
豪雨がたたきつける芝生の上を滑るように、深谷の山沢は日川防御陣のわずかなすき間をすり抜けた。後半14分に7―10となる逆転トライを許し、「少しでも前へ出ようと」”本気スイッチ”が入った。同24分には4人のタックルをかわして20メートルゲイン。追い詰められた同26分には、相手DFを引きつけて「周りを信用しなきゃと思って」センター三笠琳央につないだパスが、決勝トライを生んだ。
「超完璧主義」。横田典之監督(44)は、超高校級司令塔の”本質”をこう表現する。「私の現役時代も含め、今まで見てきた中でも最高の選手。練習後も、その日できなかったプレーを繰り返している。アイツの完璧のレベルがどこまでいくか。ワールドクラスで活躍できる逸材だと思う」
学業でも、学年トップの成績を誇る。今月、筑波大の推薦入試にも合格した。毎日の食事の内容をノートに記録して体調を管理するなど、すべてにおいて高い意識を持って取り組んでいる。
6月には17歳で日本代表予備軍「ジュニア・ジャパン」に抜てきされ、トンガ代表戦に出場。試合後は「怖かった。自分には無理です」と消沈していたが、そのプレーを高く評価したエディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチ(52)は、高校生として40年ぶりに代表候補合宿に呼び寄せた。
日川戦のプレーを、山沢は「50点ぐらい」と自己採点。「代表を経験して逆に考えることが多くなり、個人的には成長できていない」と自信なさげに語ったが、見据えるのは「ランだけ、キックだけとかじゃなく、何でもできる」”完璧”な選手。高校最後の花園の舞台は、世界へとつながっている。
日川好き♡
この年優勝した常翔相手に一点差で敗れた伏見にラストワンプレーまで勝ってた深谷に対して雨試合ってのもあるけどスコアだけ見たら日川も相当レベル高い
深谷の山沢選手の二の腕はんぱないですねw 懸垂何十回できるんでしょうか??(^^;;