ラグビー!
関東大学ラグビーが、 対抗戦とリーグ戦に分かれたのはなぜ?
by Twitter 質問箱
《参考文献》
■大学ラグビーにおける「対抗戦」と「リーグ戦」の成立史に関する研究
http://www.waseda.jp/sports/supoka/research/sotsuron2007/1K04B091.pdf
■関東大学ラグビーはなぜ「対抗戦」と「リーグ戦」に分かれているのか?統一は不可能?
https://rugbyhack.com/2016/12/07/kanto/
《関東大学ラグビー対抗戦》
大学ラグビー界では伝統校として名が通っているいわゆる「早慶明」3校が所属するグループ。
対戦校間での、“対抗戦思想”を重視している為、従来は一般的な総当り戦とは異なる対戦方法を実施していた。
この方式では各校それぞれで対戦相手や試合数に違いがあった(毎年固定のチームもあれば、年度ごとに事情により変えるチームもあった)が、現在は通常の総当り戦形式をとっている。
総加盟校は16校固定(現在は新規加盟を凍結中)だが、8校ずつのAグループ(1部に相当)とBグループ(2部に相当)に分かれていて、シーズン終了後に2校ずつの入れ替え戦を実施している。
近年はAグループの上位5チーム(帝京、早稲田、慶應、筑波、明治)と下位チームとの差が広がりつつあることが課題である。
対抗戦思想”に基づき、優勝校に対する表彰は行っておらず、各順位付けも全国大会への出場校選出やABグループ間の入れ替えを行う上での便宜的なものという位置づけがなされている。
Aグループ(1部相当)
明治大学、早稲田大学、帝京大学、筑波大学
日本体育大学、慶應義塾大学、青山学院大学、立教大学
Bグループ(2部相当)
成蹊大学、明治学院大学、一橋大学、武蔵大学
東京大学、成城大学、上智大学、学習院大学
《関東大学ラグビーリーグ戦》
旧来の対抗戦方式に異を唱え総当たり戦を主張し法政・日大・専修・中央が中心となり結成。
長らくそれら日中法専の4校が中心であったが、近年はリーグ戦の中でも新興校になる関東学院大や東海大・大東文化大などが台頭し活躍。
組織形態は過去数度の変遷を経ているが現在は1部から6部まであり各部間で2校ずつの入れ替え戦を実施している。関東ラグビー協会傘下。
1部
東海大学、大東文化大学、流通経済大学、法政大学
日本大学、関東学院大学、専修大学、中央大学
2部
拓殖大学、東洋大学、國學院大學、山梨学院大学
立正大学、白鷗大学、国士舘大学、朝鮮大学校
3部
駿河台大学、防衛大学校、東京工業大学、東京農業大学
玉川大学、首都大学東京、千葉大学、国際武道大学
4部
横浜国立大学、東京理科大学、神奈川大学、獨協大学
創価大学、埼玉工業大学、駒澤大学、千葉商科大学
5部A-1
順天堂大学、東京経済大学、文教大学、横浜市立大学、桜美林大学
5部A-2
城西大学、千葉工業大学、埼玉大学、神奈川工科大学、都留文科大学、明星大学
5部B
麻布大学、横浜商科大学、和光大学、東京国際大学
■三浦孝偉の部屋ラグビー解説チャンネル登録
http://www.youtube.com/channel/UClgQrR1VryNznDytN5XWeUQ?sub_confirmation=1
■Twitter「LOVEラグビー」
https://twitter.com/rugby317
【三浦孝偉ラグビープロフィール】
小学校5・6年:武蔵野ラグビースクール
中学校:慶應義塾中等部蹴球部
高校:慶應義塾高等学校 蹴球部
大学:慶應義塾大学 体育会蹴球部
大学時代のポジションはLO、たまに第3列も。根っからの慶應ラガーマン。ラグビーW杯2019日本大会を少しでも盛り上げたくラグビー解説動画を始めました。
※動画コメント欄のルール
基本的には自由にご利用ください。
但し、誹謗中傷や誰か1人でも不快に感じる可能性のあるコメントはすべてユーザーブロックさせて頂きますので予めご了承ください。
ラグビーを愛するためのチャンネルを目指しているのでご協力をお願い致します!
#大学ラグビー #ラグビー解説 #三浦孝偉の部屋
東商大は東京商科大学(現一橋大学)のことかと思います。
確かに興行的な事情はあるでしょうね
かつて大東文化や関東学院が早明並に強かった時代でも、学生OBはスタジアムに足を運ばなかった
いや、現在最強の帝京ですら、なぜか学生はラグビーに興味がない
信じられませんよ もし私が今帝京の学生なら、毎日楽しくて仕方ないはずです
「対抗戦」思想に基づく、一年に一回必ず定期的に試合を行う伝統は、早慶明と同志社の定期戦がありますね。今は春、初夏に行われていますが、対抗戦A・Bグループに固定される前までは秋の対抗戦のスケジュールの合間を縫ってやっていたように記憶してますね。
こんばんわ! 今早慶戦のチケット買いました〜 買ったけど購入手続きしてない人がキャンセル扱いになったためまだ少し残っている様です〜!当日楽しみです〜!
三浦さん今回も難しい話題にも関わらずお話いただきありがとうございます。
日本のラグビーの発展を第一に考えると意味のない伝統に縛られる事はマイナスでしかないと思ってます。
対抗戦グループでたまに見かける100点ゲームもやる意味あるのかなといつも思います。
一刻も早くリーグを統合して東海、流経、日大などの勢いある新興校が対抗戦グループの伝統校と戦える環境を作るべきだと思います。
三高は、京都大学の前身のことかと思います。
対抗戦、リーグ戦グループを統合した方がいいと思います。1部に残るための争いが熾烈になり、伝統校も油断すれば、2部落ち、3部落ちになるかもしれないという厳しい環境の方が、全体の底上げになるのではないでしょうか。
お疲れ様です。
三浦さんの『日本代表を強くする為』という最大最終目標に向かって考える
全ての基本でまったくの同意です。
三浦さん 頑張ってください。応援してます
リーグと対抗戦の話とは全く関係ないですが、強化のためトップリーグと大学チャンピオンの試合を復活してほしいです、、!!
貴重な動画ありがとうございました。
伝統の定期戦と大学選手権に繋がるリーグ戦を分けて行えば、問題は解消しそうな気がしますが難しいのですかね。
伝統校の定期戦を大学選手権につながる対抗戦リーグとしてしまっているのが問題なような気がします。
以前 日本代表VS B&Iライオンズの試合決定の際にツイッターでメッセージ送ったスコットランド在住のものです。(ツイッターの書き込みは日程に間違いがあったため、ほかの人にご迷惑がかかることがあるといけないと思ったため削除しました。)
先週スコットランドラグビー協会主催のチケットのプレセールがあり、死闘(笑)の末何とかチケットが購入できました。じつは、この件でご連絡したいことがあるのですが、どのようにご連絡差し上げたらいいでしょうか?
松島選手を筆頭に、大学に行かない選手も増えてきましたよね。
パナの福井選手、島田選手、神鋼の李選手。
こういった選手が代表で活躍しだして、
大学の人気がどう動くかも興味があります。
福岡堅樹選手や古田京選手のように両立を目指す人ももちろんいるとは思うのですが。
今は、昔と違い、トップリーグでお金を集められるようになり、関東協会とは一線を画せるようになりましたが、昔は、早明戦・早慶戦で集めたお金をラグビー界全体が頼らざるを得なかったと思います。ゴール設定、とても良いアプローチだと思います。学生側も、ある程度は自身でお金を集められるのですが、やはり早慶明に頼る状況に変わりはないと思います。関東協会が、春のシーズンを最近設定するようになったのは、良い流れだと思いますが、やはりここはオープン戦的な環境に変わりはないので、限界はありますね。(後半に、アイディア足しました)
直でプロに進むのは、やはり選手別だと思います。ラグビーは、恐らくメンタル面の成長を含め、ほとんどの選手は、大学を経て進む方が良いだろうと考えています。
ちなみにNFLもNBAも、いずれも盛んなカレッジをベースにしています。ここで重要なのは、米国のカレッジのリーグは、とにかく金を持っていることです。興業が十分に成り立っているので、選手強化も十分に行われていると思います。イメージではありますが、トップ選手の80-90%はカレッジ出身の選手だと思います。ちなみに、金の持ち具合ですが、一番スポーツ予算を持っているオハイオ・ステーツは、スポーツ関係の予算が年間150億(2005年頃に確認した数字)と、当時のジャイアンツの3倍でした。そして、それらの強い大学は、やはり沢山あるリーグ(Big East, Big 10など、division 1のリーグは20位あると思います)
リーグの進め方は、前半にオープンでリーグをまたいでの交流戦形式、そして後半にリーグ間の対抗戦というのがNCAAのバスケットの方式です。NCAAのフットボールも、それに近いのですが、ラグビーと同じで、組める試合数が少ないので、ほとんどがカンファレンス間での対戦になっているのかもしれません。
これらを参考にすると、対抗戦の上位校は、最初の2試合位は、オープン戦的にリーグ戦のチームと対戦するカードを組むのが面白いかもしれません。例えば、メイジー東海とか、早稲田ー法政、慶応ー日大などのカードを入れると、集客も期待できるし面白いのではないでしょうか。ちなみに昔は、大学選手権前に、交流戦があり、たすき掛けで対抗戦とリーグ戦の上位チーム同士の対戦があった時期がありました。(私が小学校ー中学校位の時です)
勝手な仮説ですけど…
対抗戦とリーグ戦の今のリーグ分けの在り方が健全だとは思いませんが、関東が1リーグ制になるとより一層人気実力が関東に一極集中してしまうんじゃないでしょうか?
1リーグ制になれば大学選手権の関東代表は今まで以上に強いところしか出場しなくなるでしょうし、もし仮に1リーグなったからということでこれまでの対抗戦+リーグ戦よりも枠数を減らされれば、ますます関東の少数精鋭のみが出場することになり、関東以外の学校が太刀打ちできなくなっていくと思います
そうなると大学駅伝の箱根駅伝、全日本大学駅伝のような関係…とまではいかなくても、関東のリーグ戦と大学選手権の立ち位置が歪になっていく可能性があるのでは?
大学駅伝のように関東に勢力を集中させて強化していくなら関東1リーグ制もありだと思いますけど、地方のバランスも考えるなら今の対抗戦、リーグ戦の分け方でなくても2リーグに分けて勢力を集中させない方がいいように個人的には思っています